Unityの本は目的や機能に応じて選べるくらい多く出版されています。
種類が多い反面、どの本が自分に合っているのかわからない、と感じました。
この記事では、目的に応じて最適な本を見つけられるようにUnityの本を紹介していきます。
なお、想定読者はUnityの基礎的な操作を覚えこれからオリジナルコンテンツ制作を考えている方です。
初心者の方にオススメな本の紹介記事は別にかき分けたのでそちらを参考にしていただければ幸いです。
自分のやりたいことに適した本を探すのに役立ててくれたらうれしいです。
Unity初心者向けの本
これからUnityを学びたい、初めてプログラミングを始めるという方に向けてUnity初心者向けの本を紹介する記事を書きましたので、こちらを参考にしていただければ幸いです。
初心者向けの本は、Unityでのコンテンツ制作の流れを学習することができます。
Unity初心者にオススメな本5冊【ワークフローを理解しよう】
Unity初心者にオススメな本5冊【ワークフローを理解しよう】(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); Unity初心者に向けて、オススメの本を紹介します。 1からUnityについて学びたい方には、個人的にも本での学習が...
ソーシャルゲームを作りたい方向けの本
放置ゲーやキャラ育成型のソーシャルゲームをつくりたい方向けの本の紹介です。
スタートアップ・個人で作れるスマホ向け Unityソーシャルゲーム開発ガイド
ソーシャルゲームでマネタイズするために必要なガチャ・課金・ショップ等の機能や実際の運営についての知識まで解説されている実践的な本です。
ソースコードも充実しており、この本を参考にするだけで多くの機能を実装できます。
Amazonでサンプルページを確認できますが、電子マネーの管理やデータベース等WEB系の知識を必要とする内容のため、かなり実践的な内容です。
Unityでの操作を覚え、プログラミングもある程度慣れた方推奨です。
オープンワールド系ゲームを作りたい方向けの本
オーブンワールド、3Dアクションゲームに関連した本を紹介します。
3Dアクションゲームを制作したい方向けの本です。
モンスターとの戦闘やアイテム強化等のアクションゲームに必須の要素を解説しています。
Unity初心者向けの本を読んだ後に学習するために適した内容だと思います。
エフェクト制作に特化した本です。
クオリティの高いゲームをつくるためにはエフェクトは必須です。
本著ではShurikenだけでなく、エフェクトのシェーダー・リソース制作も踏まえて解説しているため、エフェクト関連の知識を幅広く学ぶことができます。
エフェクト作成は実際につくろうとするとリソースとなる画像を用意することが大変なので、そこら辺についても学べる本書はぜひともオススメしたいです。
Shurikenは使いこなせるとかなり便利な機能なので、エフェクトを極めたい方にオススメです。
実践! ユニティちゃん トゥーンシェーダー2.0 スーパー使いこなし術
実践! ユニティちゃん トゥーンシェーダー2.0 スーパー使いこなし術
Unity公式が無料で公開しているUnityちゃんトューンシェーダーに特化した解説本です。
Unityちゃんトューンシェーダーはあらかじめ用意されているパラメータを調整することで、簡単にアニメ調の質感を表現することが可能です。
シェーダーについてはネットで情報収集するのがなかなかに手間なので、効率良く学習したい方にオススメします。
本を活用するためのポイント【電子書籍か単行本か】
紹介したい本はすべて紹介できました。
さて、以上で紹介した本はどれも内容が充実しており、せっかく購入しても使いこなせなかったり、挫折してしまったりしたら勿体ないです。
使いこなせるか否かを左右する要素として本の形式が重要になることもあると思うので、以降では電子書籍か単行本かの話をしたいと思います。
私自身、この点に関して失敗した経験がありますので共有しておきます。
個人的な意見を多分に含んでおりますので、その点をご理解いただいた上で読んでいただければ幸いです。
※以上で紹介した本は、実践! ユニティちゃん トゥーンシェーダー2.0 スーパー使いこなし術を除き、全て電子書籍か単行本の形式を選べます。
結論からいうと、私は電子書籍を推奨します。
理由は、電子書籍は単行本よりもソフトウェア学習におけるメリットが大きいからです。
電子書籍の最大のメリットは視点の移動が最小で済むことです。
ディスプレイが複数ある場合、Unityを開いている別の画面で電子書籍を読めるため、視点移動が左右だけになり学習効率が上がります。
単行本は手元において上下左右に首を動かして読む必要があり、これが結構疲れます。
シングルディスプレイユーザーの方でも、電子書籍リーダーやタブレットを使用すれば作業効率がアップできるのでオススメです(できるだけ画面が大きいものを推奨します)。
また、Unityをはじめとする専門書は分厚いことが多く、単行本だと折り目を付けることも一苦労、開いているページを肘で抑えながらコーディングしていました。
電子書籍の場合、デスクスペースを圧迫せず物理的に邪魔にならない点もオススメの理由です。
せっかく買った本でも、活用しなければ宝の持ち腐れになってしまいますので、本の内容だけでなく自分の学習環境に合った形式を選んでみてください!
以上、Unityのオススメな本の紹介でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。