Unity初心者に向けて、オススメの本を紹介します。
1からUnityについて学びたい方には、個人的にも本での学習が推奨したいです。
そのためにこの記事を書きました。
Unityには本当に多くの機能が搭載されており、度々のアップデートでも新機能が次々と追加されています。
そのような状況の中で初心者が効率良く学ぶためには、本での学習が一番効率のいい方法なのかと。
コンテンツ制作の流れがわかると、その時点時点で自分が何をすべきかがわかるので、挫折せずに学習がスムーズに進められるかと思います。
Unityには初心者向けの本が毎年数冊出版されているので、ぜひ本記事を読んで検討していただければ幸いです。
Unity初心者にオススメな本5冊
さっそく、Unity初心者にオススメな本
この本は毎年最新版が出版され、Unityのバージョンアップにも対応しています。
本の内容は、「2D/3Dのシンプルなゲームを1から作成するワークフローを解説する」こと。
コンテンツ作りの1連の流れを学ぶことにより、自分で何かをつくるときも全体像を考えられるようになり、結果としてスムーズな学習が行えます。
この本も、毎年最新版が出版されていて、2D/3Dゲームを作成するワークフローを学べます。
Unity2020入門と内容は非常に近いですが、こちらはページ数が100ページほど多いため説明が詳しいです。プログラミングやPCに苦手意識がある人にはこっちがオススメ。
先に紹介した2冊と比較すると内容が少し実践的です。
上の2冊を超初心者向けとするならば、こちらは初心者~脱初心者向けのイメージ。
著者のいたのくまんぼう氏は自作アプリが国連から表彰されたすごい人。
2Dゲーム制作にフォーカスした本。
3Dゲームの解説がない分、2Dゲームについて詳しく解説してくれます。
横スクロール系ゲームを作りたい方はこちらがオススメ。
上の本の姉妹本。こちらは3Dゲーム制作にフォーカスした本。
3Dアクションゲーム制作等に役立つ、キャラクターを動かすための方法も解説してくれている。
Unity初心者が陥りやすい挫折ポイント
Unity初心者が陥りやすい挫折ポイントがいくつかあるので、共有しておきます。
作りたいモノが決まらない
1つ目、本で学習した後に作りたいモノが決まらないことが挙げられます。
自分の作りたいコンテンツを考えつつ、本の部分部分でココが使えそうだなとか考えながら学習を進めていくことでこの挫折ポイントは回避できるはずです。
本での学習は手段?目的?
2つ目、1冊読み終えた時点はゴール地点ではなくスタート地点です。
本での学習は「1冊完走する」というゴール設定がしやすい反面、そこで満足してしまう可能性があります。
特に作りたいモノがないからとりあえず本で知識だけは付けたいと考えている方は注意です。
本を読み進め学習することは重要ですが、あくまでも作りたいモノを作るための手段に過ぎず、目的とは違うことを念頭に置いて学習するよう気を付けてください。
自分の本当に作りたいモノを考えることが重要です。
ゲームはプログラミングだけではできない
初心者の中には、Unityの学習はプログラミングに時間を割くべきだと考える方もいると思いますが、実際はプログラミングよりもデザインや全体像を考えることに時間がかかります。
実際にUnity初心者が1からゲーム作りをする場合は、ネット上のコードを参考にしながらプログラミングを進めていくため、プログラミングの知識はその時々で学んでいくことでシステムはつくれます。
本での学習では、デザインに関わる部分はあらかじめ用意された画像やオブジェクトを使うため気付きにくいですが、1からゲームを開発する場合アセットストア利用や3Dオブジェクトの自作が必要になります。
このことは初心者向けの本には詳しく書かれていないことが多いので注意してください。
Unity初心者が本の学習で学ぶべきポイント
じゃあ本で何を学ぶべきなのかというとUnity初心者が重点的に学ぶべきポイントは、コンテンツ作りの1連の流れです。
Unity初心者向けの本は1つのコンテンツを完成するところまで解説があるため、コンテンツ作りの1連の流れのお手本を学ぶことができます。
制作の全体像を掴むことで、システム設計できるようになり、結果として開発時間が短縮されます。
私自身、本で学習した後Unityで何でもできる気になり、システム設計せずにシンプルなゲームを作ろうとして見事に挫折した経験があるので反面教師になれば幸いです。
プログラミングよりも全体像を学ぶことを念頭におきつつ、本の学習を進めることを推奨します。
Unity初心者にオススメな本の紹介は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。