VRChat用のアバターモデルへオリジナル3Dモデルを追加する方法を解説します。
3Dアクセサリーとは具体的には以下のようなものです。
・髪飾りモデル
・翼やリュック
・しっぽやエクステ(リグのあるもの)
VRChatでの利用を想定した3DモデルはBOOTHにてぼちぼち作成・公開されていますが、自分のアバターへ取り付けるための説明が少ないです。
VRChat初心者の方はわりと深いところまで調べないとわからない…
そのため、3Dモデルをアバターへ追加する方法について本記事にまとめることにしました。
なお、今回はHumanoidリグを使用したアバターへ3Dアクセサリーを追加していきます。
3Dモデルをアバターへ追加する方法
3Dモデルをアバターへ追加する方法を解説します。
今回は私のつくったオリジナル3Dモデルをアバターへ追加していきます。
1.3DモデルをUnityへ読み込む(ドラッグ&ドロップ)
まずは3DモデルをUnityへ読み込みます。ドラッグ&ドロップでOK。
今回はUnityでマテリアルを作成し、モデルへ割り当てを行いました。
■3Dモデルの位置を調整
次に、読み込んだ3Dモデルをアバターに付けたい部分へ移動させます。
今回はこんな感じ。
2.アバターへ追加する
位置の調整が終わりましたら、アバターのリグに関連付いているGameObjectへ追加を行います。
3Dモデルを設置した場所から一番近いGameObjectに追加すれば問題ないです。
アバターへ3Dモデルを追加する
・頭に付けたい→Headオブジェクトへ追加
・背中に付けたい→Spineオブジェクトへ追加
・手足に付けたい→Handオブジェクト or Legオブジェクトへ追加
Unityちゃんを例に挙げると、以下の階層になるよう追加します。
Hips>Spine1>Spine2>Neck>Head>頭へ追加したい3Dモデル
ここまでが、アバターへ3Dモデルを追加する方法の解説です。
あとはVRChatへアップロードすれば問題なく使えます。
VRChatへオリジナルアバターをアップロードする方法は以下の記事にまとめました。興味のある方はぜひご覧ください。
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3.トラブルシューティング
3Dモデルを自作し、追加する際に問題が生じたので、その問題と解決法を備忘録として残しておきます。
・ポリゴン数が大きすぎる
3Dモデルのポリゴン数が大きいと、アバターのアップロードが行えません。できれば3万以下に抑えておきたいところです。
アバター自体のモデルは1万~2万ポリゴンがメジャーですので、3Dモデルをつくる際は5000ポリゴンを上限として作ることを推奨します。
ポリゴン数削減はBlender、ZBrush等を利用して解決できます。
・ポリゴン数 2147483647エラー(21億エラー)
3Dモデルを追加し、VRCへアップロードする際に生じることがあるエラーです。
モデル全体のポリゴン数が21億とのエラー警告がでますが、これはポリゴン数の問題ではありません。
解決法は、インポートした3DモデルのImport Settings内で「Read / Write Enabled」にチェックをいれることです。
このほかのエラーが生じたら随時更新していきます。
今回は以上になります。
今回説明に使用した3DモデルはBOOTHにて販売をしておりますので、興味のある方はぜひご覧下さい!
ゆあーさんさんストア 羊角モデル
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