ZBrush Core⇔blenderのデータ移動方法を解説

blender
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ZBrush Coreからblenderにデータを移動する方法がわからない…
ZBrush Coreからはデータの移動はできないの?

そんな疑問に答えます。
結論から言うと、ZBrush Coreからblenderへのデータの移動は可能です。逆に、blenderからZBrush Coreへのデータ移動も可能です。

ZBrush(無印)では、「GoB」と呼ばれるZBrush⇔blenderでデータ移動がボタンひとつでできるツールがあるのですが、ZBrush Coreでは「GoB」使うことができません。

その対処法として、モデルデータをSTL形式で書き出してデータの移動を行う方法を解説します。

 

 

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■ZBrush Core→blender

ZBrush Core→blenderのデータ移動方法について解説していきます。
ZBrush Coreの出力形式はSTL、VRML、OBJの3つあります。今回はSTL形式でデータを扱っていきます。

 

1.STL形式で出力する[ZBrush Core]

ZBrush CoreからSTL形式でモデルのデータを出力していきます。
サブツールが複数ある状態では、個別にSTL形式で出力されます。例えば2つのサブツールがある場合は、「subtool1.stl」、「subtool2.stl」のように名前が自動で割り振られて保存されます。

手順
[Zプラグイン]>[3Dプリントハブ]>[STL形式でエクスポート]をクリックします。
ボタンの場所は以下の画像を参考にしてください。

 

2.STLファイルを読み込む[blender]

保存したデータをblenderで読み込みます。blender上で操作します。STLファイルはサブツールごとで個別のファイルとして保存されているので、全てのサブツールをblenderで読み込みたいときは、注意して下さい。

手順
[ファイル]>[インポート]>[Stl(.stl)]をクリック。ファイル選択ウィンドウが出るので、先ほど出力したSTLファイルを選択。
ボタンの場所は以下の画像を参照してください。

ここまでで、ZBrush Core→blenderのデータの移動は終わりです。

次にblender→ZBrush Coreのデータの移動について解説していきます。

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■blender→ZBrush Core

blender→ZBrush Coreのデータ移動方法について解説します。基本的には、上の項目で行ったことを逆方向へ行うだけです。
blenderからは、ZBrush Coreよりも多くの出力形式があります。しかし、ZBrush Coreが読み込めるファイル形式はSTL形式のみなので、データの移動はSTLで行いましょう。

 

 

1.STL形式で出力する[blender]

blenderからSTL形式で出力を行います。

手順
[ファイル]>[エクスポート]>[Stl(.stl)]をクリック。クリック後にモデルデータがSTL形式で出力されます。
ボタンの場所は以下の画像を参照してください。

 

2.STLファイルを読み込む[ZBrush Core]

上で出力したSTLファイルをZBrush Coreで読み込みます。

手順
[Zプラグイン]>[3Dプリントハブ]>[STLファイルのインポート]をクリック。先ほど出力したSTLファイルを選択。
ボタンの位置は以下の画像を参照してください。

blenderは無料の3Dモデリングソフトでありながら様々なツールがあるので使いこなせるとなんでもできるようになります。

ZBrush Coreの苦手なローポリゴンモデリングも簡単に行えるので、ぜひ試してみてください。

以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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