ZBrushで髪の毛のモデリング練習5

ZBrush
この記事は約4分で読めます。

ZBrushで髪の毛のモデリング練習をしました。

この記事ではその成果と学んだことを紹介していきます。

 

まず初めに、今回つくった髪の毛がこちらです。

 

 

榊馨さんのカスタムブラシをつかって外形をつくってから、Dam_Standard系のブラシでディティールを彫り込みました。

 

今回のモデリング練習の際に意識したポイントは以下の通り。

<モデリング時に意識したこと>

・ディティールは彫り込みすぎない

・毛先の太さ

・ディティールを付けすぎない

・Smoothを使いすぎない

 

 

・ディティールは彫り込みすぎない

髪の毛のディティールを以前まで彫り込みすぎていたと感じたので、今回はブラシのZ強度を低くしてディティールを彫り込みました。

結果からいいますと、このポイントは、私にとっては正解だったと思います。

以前作成したモデルは以下のように凹凸が深すぎて、違和感がでてしまっていました。

 

結果として良い方向につながったので、このポイントは試してみる価値ありだと思います。

私の場合、Z強度をいじることがあまりなかったので、この発見は大きいかったです。

 

・毛先の太さ

毛先の太さを細くするように心がけていましたが、今回はイメージしていたものよりも太くなってしまいました。

しかし、このポイントは、つくりたい髪型によって変わってくるので、場合に応じて変更する感じでいいと思います。

 

逆に細すぎても変な感じになってしまいますからね。

 

・ディティールを付けすぎない

ディティールを掘り込みすぎてしまうと毛束がよくわからなくなってしまうと感じたので、極力線を引かないようにしました。

参考までに、元のモデルと、ディティールを追加したモデルを確認してみましょう。

まずは、元のモデルから

 

次に、ディティールを追加したモデル

 

違いがわかりずらかったら申し訳ない。。。

 

上の画像よりも下の画像は、線が増えたことでごちゃごちゃした感じになってしまいます。

私の場合は、これでも書き込む量は減ったもんだと思っていましたが、フィギュアの髪の毛を確認してみると、もっとディティールの書き込みが少ないです。

 

髪の毛の毛束をどんな風につくればいいのかまだ勉強中なので、ここはまだ練習する必要がありそうです。

 

・Smoothを使いすぎない

これが一番気を付けたことです。

Smoothはメッシュを滑らかにしてくれる反面、使いすぎると凹凸をなくしてしまいます。

ディティールをつくる際にSmoothを使うと、そもそも凹凸を付けたいのに、全部平らになってしまいますよね。

 

たくさん線を引いてみてうまくいかないからSmoothをかけて消す作業を何回もしていたので、今回はSmoothを意識的に使わないようにすることで、考えて線を引いていけました。

 

 

スポンサーリンク

■今回学んだことまとめ

今回のモデリングから学んだ、髪の毛のモデリング時に気を付けてほしいポイントは以下の3つ。

<ディティール作成時のポイント>

・なるべくSmooth系ブラシを使わない

・線は少なくする

・Z強度を低めに設定

 

全部のポイントに当てはまることかもしれませんが、むやみにブラシを使わないことがコツになりそうですね。

私も以後このポイントを意識してモデリングしてみたいと思います。

んー、やっぱり髪の毛は難しい!

次回はもう少し外形を作り込んでからディティールを彫り込んでみたいと思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

ZBrushフィギュア制作の教科書

ZBrushフィギュア制作の教科書

榊 馨
3,850円(12/07 14:13時点)
発売日: 2016/04/26
Amazonの情報を掲載しています
タイトルとURLをコピーしました