Twitterでのフォローバックには時間的、精神的コストがかかると思っていませんか?
今回はTwitterでフォローバックを自動化するためのコードを、Pythonを使って書いたので紹介します。
この記事で紹介するコードは、フォローしてくれた人の紹介文(description)に指定文字列がない場合にフォローバックを実行します。
例えば、指定文字列を”副業”とすると、紹介文に”副業”という文字列が含まれているとフォローを返しません。
指定文字列がない場合は、フォローバックを実行できます。
個人的に、フォローバックにコストがかかると感じたので、実装してみました。指定文字列による選別は、主に勧誘アカウントを除外するためです。
いちいち長文のDMが飛んでくるのが、イラっときてしまうので、実装した次第です。
TwitterAPIを使うので、取得していない人はこちらの記事を参考にアクセスコードを取得してから読んでくださいね。
■Twitterで自動フォローバックするコード
Twitter公式が唯一自動化を認められているのがフォローバックです。ですが、フォロー全部を返していると、勧誘アカウントなどもフォローしかねないので、選別の作業が必要になります。
今回紹介するコードはそこらへんも加味して書いたので、コピペするだけで使えると思います。
・自動フォローバックコード
自動でフォローバックするためのコードは以下になります。
なお、今回はtweepyというライブラリを使うので、まだインストールしていない人は、
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$ pip install tweepy |
でインストールしてください。
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import tweepy consumer_key = "" consumer_secret = "" access_key = "" access_secret = "" auth = tweepy.OAuthHandler(consumer_key, consumer_secret) auth.set_access_token(access_key, access_secret) api = tweepy.API(auth) #フォロワーのアカウントデータを取得 follower_list= api.followers(count=50)#デフォルトで20 for follower in follower_list: des= follower.description if "ネットビジネス" | "副業" | "万" in des: pass else: follower_id= follower.id api.create_friendship(follower.id) |
以下でコードの中身を解説していきます。
・コードの解説
コードの解説をしていきます。かなりシンプルなので、改良すれば、あらゆる条件を付けてフォローするかの選別をできるようになると思います。
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consumer_key = "ここにコピペ" consumer_secret = "" access_key = "" access_secret = "" auth = tweepy.OAuthHandler(consumer_key, consumer_secret) auth.set_access_token(access_key, access_secret) api = tweepy.API(auth) |
このコードはTwitter開発者アカウントを認証するための手続きです。” “の中に、自分の開発者アカウントのアクセスコードを入力してください。
手続きが終われば、「api」でTwitterAPIを呼び出すことができるようになります。
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follower_list= api.followers(count=50)#デフォルトで20 |
あなたのフォロワーを新しい方から順に50人まで読み込みます。取得できるデータは、ユーザーIDからツイート数、紹介文まで、ほぼすべてのデータを取得できます。
count=50は消しても大丈夫です。ただ、デフォルトで20人分しか取得できないのでその点に注意してください。
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for follower in follower_list: des= follower.description |
先ほど取得したフォロワーに対しての処理です。
desにフォロワーの紹介文が入ります。
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if "ネットビジネス" | "副業" | "万" in des: pass else: follower_id= follower.id api.create_friendship(follower.id) |
このコードで、紹介文に指定文字列が含まれていた場合、フォローしません。
上のコードでは、ネットビジネス、副業、万のいずれかの文字が含まれている場合、フォローを返しません。
指定文字列が含まれていない場合は、自動でフォローを実行します。
create_friendship()メソッドが、フォローの処理を行っています。
■まとめ
今回はTwitterで自動フォロバを実装してみました。
参考にしたのはtweepyリファレンスとTwitterAPIのドキュメントなので、結構有益な情報になったのではないかと自負しています(笑)
以上を参考に今回紹介したコードをいじれば、オリジナルの機能が実装できるかと。
最後まで読んでいただきありがとうございました。