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基本情報技術者試験を受験してきた体験レポート【CBT形式】

今回、IT試験の中では特に受験者の多い基本情報技術者試験を受験してきたので、受験申込みから受験後までの体験をレポートとして残しておきます。

これから基本情報技術者試験を受けようと考えている人に、実際に受けてみた感想やアドバイスを残せたらなと思います。

勉強をあまりせずに受験した筆者の体験レポートなので、最低限このぐらいはやっておいた方がいいというボーダーラインの参考にしてください。

 

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基本情報技術者試験の概要

基本情報技術者試験とは?わかりやすく簡単に

基本情報技術者試験は、ITの基礎知識が問われる入門的な資格です。

受験者層は平均年齢25~26歳で、社会人数年目の人が多く受験しています。

IT関係の会社では、資格取得を昇給条件になっていたり、入社数年以内の取得が義務付けられていたりする場合もあるそうです。

合格率は約25%と低めの数字ですが、対策をすればちゃんと合格できる資格です(理由は後述)。

 

2020年からの変更点

2020年から試験内容に大きな変更があったので記載します。

受験形式の変更

2021年から受験形式がマークシート形式からCBT形式へと変更されました。

CBT形式は、PCとキーボードを用いて受験する方式です。

これにより、受験可能な日が2~3か月から自分の好きな日に選択できるようになったので、受験しやすくなりました。

 

出題形式の変更

また、2020年から午後試験の分野別出題数が以下の形式へ変更されました。

※IPA 情報処理推進機構 > 情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験 > 試験要綱 リンク先PDFファイルより一部抜粋

試験要綱・シラバスについて | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「試験要綱・シラバスについて」に関する情報です。

午後試験の変更点を大まかにまとめると、以下の3点。

・COBOL廃止→Python追加
・配点の変更(読解力よりも情報処理力を重視)
・回答問題数の減少(7問→5問へ)
簡単にいうと、文章を読解する力よりも、情報を処理する力を重視するように試験内容が変更されました。
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基本情報技術者試験 受験レポート

基本情報技術者試験を受験してきた体験談をまとめていきます。

前書きでも書きましたが、あまり勉強していなかった筆者のレポートなので、最低限このくらいは勉強しておくべきというボーダーの参考にしてください。

受験申込み

基本情報技術者試験の申込は、プロメトリックという試験運営サービスのサイトから行えます。

プロメトリック 基本情報技術者試験ページ

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CBT形式への移行により、申し込み期間は約2か月から選べるようになりました。

自分の好きな日時、場所で受験できるため文章上はメリットしか感じないのですが、実際は注意すべき点がありました。

受験申込する際には、以下の点に注意してください。

・土日の受験日はすぐに埋まる
・試験実施期間の後半は申し込み可能日すぐに申し込まないと選べない

申し込み可能日は、申込日を1日目として60日目の試験日まで申し込みができます。

平日は割と好きに選択できますが、休日はかなり申し込みが集中していました

実際に申し込みをした時は、土日は選択可能になった当日に予約しないと取れませんでした。

申し込み期間は最終試験日の1週間前まで可能なので余裕かと思いますが、土日に受験するには予め受験日を決めておく必要があります。

 

また、試験実施期間の後半に近づくにつれて予約が取りにくくなるので、その点も注意してください。

予約した後でも1週間前までなら受験日の変更が可能なので、期間の終わりに差し掛かるほど予約が取りにくくなります。

 

 

学習方法

私は、参考書1冊基本情報技術者試験ドットコムというサイトの過去問道場を利用しました。

参考書を購入する際は、説明が見やすいかを基準にしました。

本屋さんに行って基本情報の参考書を数冊比較して、色付きで見やすそうなものを選びました。

参考書は、ぶっちゃけどれでもいいと思います。どれも似たような内容なので、個人の好みで選んでOKです。

中古でOKという方は、1~3年前のものをフリマアプリやブックオフで探してみるのもありだと思います。理由としては、年度が変わっても試験範囲は大きく変わっていないからです。

 

基本情報技術者試験ドットコムは、FEの過去問をまとめたサイトで解説付きなので基本情報技術者試験をこれから受験する人はぜひ利用してみてください。

もちろん無料です。

サイト内にて簡単にユーザー登録ができ、学習レポートも作成できます。

 

午前試験対策

午前対策は電車の移動中や動画視聴中に、過去問道場を利用して過去問を解いていました。

これだけでも割と勉強にはなったのですが、どうしても問題の解答文中にある説明だけでは理解が足りない部分が出てきます。その時は、ググったり、参考書を読んで勉強していました。

このダラダラ学習する方法でも、時間をかければかけただけ過去問の正解率が上がっていき、試験直前では7割ほど解けるようになりました。

ネットで調べるとみんな言ってますが、やはり午前対策は過去問を解くだけで十分です。

ダラダラやっていても割と解けるようになるので、とにかく問題数を稼ぐのがオススメです

 

 

午後試験対策

午後試験対策はほとんど何もしませんでした。

ちゃんと勉強したのは、基本情報技術者試験ドットコムの午後試験の過去問を2年分解いただけです。

午後試験問題は、解くために必要な知識は問題文中で説明されているので、きちんと問題文を理解できれば予備知識がなくともある程度問題を解くことができます

このことを知っていたので、午後の試験はあまり時間を割かずともある程度は解けるだろうと思ってました。

結果としては、7割程度取れたので一安心。

欲をいえば8割を超えた点数を取りたかったですが、明らかに勉強不足でした。

知識問題を取りこぼしてしまっていたり、問題文の解釈を間違っていたりしていた結果、7割の正答率になりました。

 

開発言語以外の分野は午前問題に毛が生えた程度の難易度なので、特に伝えたいことはありません。

 

私は開発言語の選択問題で、最近追加された「Python」を選択して受験してきました。

問題の難易度は、文法と基礎的な知識があれば合格点は取れるイメージでした。

私は受験時点で、組み込み関数などを忘れた状態だったのですが、ちゃんと合格点を取ることができました。

知識よりもアルゴリズムの理解度を問われている印象でした。

 

ネットでは、対策がしやすい「表計算」がオススメされています。

理由としては、問題の解き方がパターン化されているため、解き方を覚えれば正答率を簡単に上げられるかららしいです。

仕事でプログラミングをしていないSEの友人も、表計算を選択していました。コードを読むことになれていない人は表計算を選択するのが無難でしょう。

 

試験当日

CBT形式の受験で感じたこと

CBT形式での受験は、ネットの情報の通り、PCの置いてある部屋に入室してPCで問題を解きました。

試験ではPC画面に表示される問題文を長時間見つめているため、とにかく目が疲れます。

特に問題文の文量の多い午後試験は目が疲れました。試験用のPC画面が明るすぎるのも原因だと思うけど…

 

ドライアイや目が疲れやすい人は、事前にブルーライトカット眼鏡など対策をしておきましょう。

薄青色や薄茶色の色のついた製品の方がカット率が高いのでオススメです。

相場だと50%カットでだいたい5000円程です。

試験室内には目薬も持っていけるので、必要な方は忘れずに。

私は3月の受験だったので花粉ゴーグルのブルーライトカット付、目薬を持って受験しました。

 

受験終了後

受験終了後、スコアレポートというメールが届き、問題の正答率を確認できます。

午前試験は2時間後、午後試験は10分後に届きました。

正式な点数ではないので合否は判断できませんが、すぐに結果を確認できるのはうれしいですね。

正式な結果発表は1カ月後、合格したと追記したい。。。

※追記

ちゃんと合格していました。一安心。

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まとめ

振り返ってみると試験はあっという間に終わりました。

情報系の知識が身に付くので、結果的に勉強してよかったです。

 

CBT形式は受験日を自由に選択できるので、これから受けたい方はぜひ受験してみてください!

情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験

ホームページURL変更のお知らせ

 

とりあえずどんな問題がでるのか気になった方は過去問を解いてみてください!

基本情報技術者試験ドットコム

基本情報技術者過去問道場

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。